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“たくさんの方に応援していただけました!”

山王こどもセンター

施設長

田村幸恵

クラウドファンディング「西成で100年ゆるがない場所を目指して山王こどもセンター建て替えへ」で無事に5,915,000円を集めた山王こどもセンターの田村さんにお話を伺いました。

公開日: 2023年 1月 19日最終更新日: 2023年 1月 20日

クラウドファンディング後のインタビュー

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クラウドファンディング達成おめでとうございました!今回、ネット上での呼びかけだけでなく、紙のチラシが必要になった理由というのはどんなところにありましたか?

ありがとうございます。山王こどもセンターは、幅広い年代の方々に支えていただいています。今回の建て替えに関しての情報発信方法として、紙のチラシはネット環境にない方にも説明がしやすいというのが1番の理由です。クラウドファンディングのサイトでの振り込み方がよく分からないが、これなら協力できるよ!というお声も頂きました。「チラシあったら、配っとくよ。」「店に置いておこうか?」と声をかけてくださる方もたくさんいて、あっという間にたくさんの方の手に届けることが出来ました。
参考:西成で100年ゆるがない場所を目指して山王こどもセンター建て替えへ|READYFOR

クラウドファンディング専用の寄付チラシをどのように活用されましたか?

イベント会場でこども達と一緒に配ったり、町会や店舗、つながりのある方に配布のお願いをしました。チラシがあることでこども達も自ら寄付の説明をすることができました。チラシ1枚で趣旨も伝わり、ネットあるいは振込での寄付を選んでいただけるのも活用しやすい点でした。

寄付チラシの反響はいかがでしたでしょうか?実際に寄付は集まりましたでしょうか?

たくさんの方に応援していただけました!クラウドファンディングに直接寄付してくださった方に関しては、チラシの効果が分からないのですが、振込用紙で寄付してくださった方は通知がくるのでチラシの効果を実感できます。

寄付チラシの改善点があれば、ぜひ教えてください。

山王こどもセンターの良さを引き出してくれている見やすいデザインで改善点はありません!私たちのチェックミスですが、ギフトの説明書きが、すべてAコースになっていましたので(今、気づいた!?)手に取った方も「?」になっていたかもしれませんね(笑)

最後に、これからクラウドファンディングでチラシを活用する団体にアドバイスをお願いします。

クラウドファンディング開始前から配布するのがより効果的かと思います。チラシの効果は、目標達成に大きな力となってくれます。

制作担当者より

高速のキャッチボールに感謝します!

クラウドファンディング専用の寄付チラシをつくる際は、呼びかけ文やリターン内容などが固まって即印刷!となるためスピード勝負だったりします。そんななか、いただきたい素材をとんでもない速さで送っていただいたり、即フィードバックしてもらったりと、短期間で高速のキャッチボールができて助かりました。ありがとうございました。
裏面のリターン内容の書き方は「Aコースのリターン内容」ではなく「Aコースのリターン内容に加えて」としたほうが分かりやすかったですね…。考えが至らず申し訳ありません。改善点のご指摘ありがとうございました!(デザイナー:林田)

山王こどもセンター

『誰でも来れる ふらっと来れる みんなの居場所』
1964年ドイツ人のエリザベス・ストローム宣教師が西成の自宅で幼児を預かったのが「山王こどもセンター」のはじまりです。それから約50年以上の月日がたちました。
人間関係が不得意だったり、学習でつまづいたり、学校に行くのがつらくなったり…いろんな悩みを抱えているこども達もそうでない子も、とにかく!幼児から小学生はもちろん、中高生もおとなも地域や障がいの有無に関わらず、遊びに来れるみんなの居場所として活動を続けています。
現在、大阪市留守家庭対策事業の補助金で運営していますが、学童保育の規定にとらわれず、誰もが自由に遊んだり、おしゃべりに立ち寄ったり出来る場所として、月謝等は原則無料です。
こども達がたくさんの出会いと経験を通じ、自分のことを好きになり、仲間を大切にしていくこと、次世代のリーダーとして育っていくことを願っています。

担当範囲・担当者

  • 進行管理・構成藤田千恵

  • デザイン林田全弘

制作期間

  • 2週間

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