“しっかりした手応えがあり、チラシをつくってよかったと思います。”
NPO法人 西成チャイルド・ケア・センター
代表理事
川辺康子


クラウドファンディング『「おかえり」でつながり合える地域の実家を!西成こども食堂の挑戦』で無事に1,979万円を集めた西成チャイルド・ケア・センターの川辺さんにお話を伺いました。
公開日: 2022年 7月 12日
クラウドファンディング後のインタビュー
まずは、クラウドファンディングの内容について教えてください。
“「おかえり」でつながり合える地域の実家を!西成こども食堂の挑戦”と題して、地域みんなの居場所「つながりの家」を作るための改築・改修費を募りました。
私たちは「にしなり☆こども食堂」を約10年運営するなかで、「こどもたちとその親、そして地域の人たちが気軽に立ち寄れる実家のような地域の居場所を作りたい!」と考えるようになりました。
そんな中、「老朽化した地域の集会所を使っていいよ」というお申し出をいただきました。ここを「こどもや地域の人がいつでも自由にくつろいでほっとできる、つながりたい人が自由につながれるような場所」にしたいと思っています。
「おかえり」でつながり合える地域の実家を!西成こども食堂の挑戦|READYFOR
クラウドファンディング達成おめでとうございました!走りきったご感想を教えてください。(まだ走り続けておられるとは思いますが…)
夢のような感じです。自分で目標金額を決めたものの大丈夫なんかな、と思っていました。今でも信じられない感じ。いろんな人に応援してもらえました。
クラウドファンディング専用の寄付チラシをどのように活用されましたか?
理事が知り合いに配ってもらったり、ライオンズクラブさんに例会で配っていただきました。
クラウドファンディングやってます、と口頭だけで伝えるよりも、チラシを渡すことでもう半歩寄付につながる感触がありました。
話をしても流れてしまうけれども、チラシがあるから応援の説明がしやすかったです。「クラウドファンディングのページ見たってや〜」ではなく、その場でチラシを見てもらえるのがよかった。
寄付チラシの反響はいかがでしたでしょうか?
チラシ経由の寄付は結構ありました。高額の寄付もいただきました。
クラウドファンディングが終わってからも、このチラシ経由でまだ寄付が集まっています。しっかりした手応えがあったので、チラシをつくってよかったと思います。
寄付チラシの改善点があれば、ぜひ教えてください。
申し分なかったけれども…強いていうなら、通信欄のところ、3つのチェックボックス項目(リターン品希望の有無など)が必須であることを目立たせたかったです。チェックをつけてくださらなかった方に連絡をとろうとするも、すぐにつながらなかったり、ということもありました。
また、裏面で掲載する返礼品リストはちょっと少なめに、全部載せなくてもよかったかもしれません。もしリストを省略することでスペースが空いたら、もうちょっと思いが伝わるような内容を入れたかったです。
今日はお話し聞かせていただきありがとうございました。最後に、これからクラウドファンディングでチラシを活用する団体にアドバイスをお願いします。
もしクラウドファンディングしようとしていたら、早い段階でチラシをつくることをお勧めします。クラウドファンディングのプラットフォームに申し込んだと同時につくりはじめて、クラウドファンディングを開始した段階でチラシができているように準備をして欲しいです。準備した分だけすごい効果があったので、ぜひお勧めします。
制作担当者より
スピード勝負な制作進行となりました
クラウドファンディングページの内容が確定しそうな時期から急いで制作を進め、即検討・即印刷、という具合にとにかくスピード勝負な制作進行となりました。結果、クラウドファンディング開始前日に納品完了!目標達成に少しでもお役に立てることができて嬉しい限りです。(デザイナー:林田)

NPO法人 西成チャイルド・ケア・センター
孤立したこどもが一人もいない地域をつくる
西成チャイルド・ケア・センターは、家庭環境に問題を抱えるこどもが安心してすごすことのできる「居場所づくり」から始まりました。
その活動の中で、こどもが抱えるさまざまな問題に気づき、ひとつひとつに向き合ううちに、西成チャイルド・ケア・センターの活動内容も増えていきました。
すべての活動に共通している目的は、ひとりぼっちのこどもや孤立した家庭のない地域をつくること。
西成チャイルド・ケア・センターはこれからも、目的達成のために活動を続けていきます。
担当範囲・担当者
進行管理・構成藤田千恵
デザイン林田全弘
制作期間
7日