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“20年間の実績を数字で示せたチラシに。続々と寄付が集まっています。”

認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター

教育普及事業担当・東北支援事業担当

西澤 真樹子

「自然を見つめ、自然から学び、自然を楽しく伝え、自然を大切に思う気持ちを育む。」をミッションに活動を行っている、大阪自然史センターの西澤さんにお話を伺いました。

公開日: 2022年 1月 08日最終更新日: 2022年 10月 26日

仕上がり後のインタビュー

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寄付チラシをつくるにあたって、どんなことを期待されましたか?

2021年は法人設立20周年の記念の年でした。
これまでの寄付活動については、被災地支援やミュージアムショップの運営危機など、必要な状況になった際に単発的に集めるやり方しかできていませんでしたが、20周年を迎えるにあたり、当法人が社会にある意味を一度しっかり見つめ直し、支援者の皆さんからこれからも私たちに活躍してほしいという「前向きな期待」を集めるような寄付の方向をつくり出したいと考えていました。そのためのプロの目に期待しました。

寄付チラシの制作過程はいかがでしたでしょうか?

単なる打ち合わせでなく、このキャンペーンの方向性がまとまるまでじっくり議論を重ねたことで、曖昧だった私たちの活動の受益者が誰か?を把握でき、その後掲載する情報の取捨選択の基準になりました。客観的な目でアドバイスをもらいながら、過去の実績や数字を徹底的に洗い直し、1つのデザインに完成させるという一連の制作の流れは、これまで必要を感じながらも手をつけられなかった情報の整理も同時進行で行えるもので、今の私たちにぴったりでした。

チラシの仕上がりはいかがでしょうか?

私たちらしい、にぎやかで楽しいものが完成しうれしいです。校正を何回もお願いしてしまい申し訳なかったのですが、おかげさまで、どんなものでも創意工夫して楽しくしたいという私たちの思いを込めたチラシになりました。数字や遊びの仕掛けひとつひとつに根拠や理由があるので、これ自体が団体の広報資料にもなっています。全国の関係者からの応援メッセージは何度読んでも勇気が湧きますし、私たちの活動の意味を様々な立場の声で伝えてくれますね。

刷り上がった寄付チラシをどのように活用していく予定ですか?

まず、完成したチラシをミュージアムショップ店頭で配布しました。12月中旬に過去の支援者に向けて1100通を発送したところ、20日から続々と寄付が集まり始めました。1月5日現在の支援数は101件、当初目標金額の達成率も80%を超え好調です。これから今回のメインターゲットであるアプローチできていなかった支援者層に送付し、紙のチラシの効果を測りたいと考えています。
宛先不明などで戻ってきた12月のチラシは108通、一割程度と想定内の数字に収まりました。以前なら、これだけ戻ってきたらショックを受けていたかもしれませんが、戻ってきても「これは名簿を整理するための経費」と納得できています。今回、目標に向かってロジカルに作戦を立てていく手法を教えていただけたことで、今後も闇雲に寄付を集めるのではなく、目標額とコストを考えながら資金調達を進めていくことができそうです。

その後どうでした?効果レポート

その後チラシの反響はいかがでしたでしょうか?

2021年12月に過去ご寄付をいただいた方へ、2022年1月に友の会会員の皆さんに郵送しました。おかげさまで、キャンペーン全体で目標金額だった140万円を大きく超え総額は222万7,002円となりました!ご支援をいただいた日本全国の200名を超える皆様、本当にありがとうございます!

おめでとうございます!郵便振込書経由のご寄付はどのくらいでしたか?

全体の9割近くになりました。
2013年の認定NPO法人を取得した時は、3,000円の寄付が100名の条件に届くか届かないかと言う状況だったので、感慨深いものがあります。

それはすごいですね…。他に何かいいことはありましたか?

今回のチラシ制作に向けて、20年間の活動の実績を整理した大量のデータが得られました。それらのデータは
①ホームページに掲載している業績の更新
②10年ごとに出している活動報告書への掲載
③2021年4月に開催した自然史センター・自然史博物館活動報告会での発表
で活用することができました。

(活動報告会の様子はこちらからご覧いただけます)

今回、裏面に大阪自然史センターさんらしい参加型のあそびを盛り込みました。こちらの反響はいかがでしたか?

応援メッセージのコーナーには60件以上のメッセージをいただきました。こんなグッズや企画を待ってますというリクエストや、ぜひこうして欲しい、という激励のお言葉もありました。他にも、大阪自然史フェスティバル再開への期待の声や、東北支援事業で親しくなった方々からのありがとう!の言葉もいただいたり、二十歳おめでとうと言っていただけて、とても幸せな気持ちです。

(公式Facebookページでメッセージをご覧いただけます)
【20周年記念寄付キャンペーン御礼!応援メッセージのご紹介①】|Facebook
【20周年記念寄付キャンペーン御礼!応援メッセージのご紹介②】|Facebook

たくさんの反響を教えていただき、ありがとうございました。

制作担当者より

遊び心ある賑やか楽しいデザインに仕上がりました。

大阪自然史センターさんらしさがたっぷり詰まった、遊び心ある賑やか楽しいデザインに仕上がりました。
これまでの実績や、ありがとうのメッセージをきちんとお伝えしつつ、おまけコーナーまであります。西澤さん、かわいいイラストをありがとうございます。
封筒には、簡単なクイズを印字してあって、開封率を高める工夫がなされています。窓の位置は、チラシを折って入れた時に、ちょうど郵便振込書部分に印字された宛名が見えるように設計されています。
(デザイナー:林田)

伴走支援担当者より

博物館の可能性を広げつづけて20年

この募金チラシのコンセプトは「博物館の可能性を広げつづけて20年」です。このコンセプトは、大阪自然史センターにとって「受益者は誰か」を整理・明確にすることで生まれました。大阪自然史センターの受益者を、博物館に来る市民と広く考えることも可能ですし、博物館と限定的に捉えることも可能です。これまでの経緯や活動をヒアリングするなかで、博物館こそが直接の受益者であること、大阪自然史センターは博物館の可能性を広げる活動を続けてきたことがわかりました。博物館の可能性を広げつづけてきた20年の実績は、数値や支援者からのメッセージで具体的に伝えられています。「博物館の可能性を広げつづけて20年」は、会員や寄付者など支援者とのコミュニケーションだけでなく、さまざまな場面で使えそうです。ぜひ活用していただきたいと思います。
(石井大輔|ファンドレイジングのレシピ

認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター

~社会と自然と博物館をつなぐ~ 
自然を見つめ、自然から学び、自然を楽しく伝え、自然を大切に思う気持ちを育む。これらのミッションの達成に向け、全国の博物館や動物園・水族館等と連携した事業を数多く展開してきました。
67年の歴史を持つ博物館友の会の運営、大阪近郊の自然を学ぶ観察会や、自然派市民の文化祭「大阪自然史フェスティバル」の開催、学芸員・研究者に親しみながら学ぶ「子どもワークショップ」などを実施。また、自然史博物館とのパートナーシップを生かし、自然の姿を科学的にとらえる調査研究事業や保全活動、出版活動、後世へつなぐ学術標本の収集・制作にも力を入れています。これらのデータや経験をもとに、普及教育事業の確かな学びの場作りを実現しています。自然史科学の魅力や楽しさを身近に感じるミュージアムグッズの企画制作、災害時の博物館支援活動など、信念と情熱を持ったスタッフが活躍しています。

■大阪自然史センターホームページ
http://www.omnh.net/npo/

■日々の活動はこちらから!
https://www.facebook.com/naturalhistory.center/

■大阪市立自然史博物館友の会ネットショップ:https://omnh-shop.ocnk.net/

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