“思っていた以上の提案力。200%の感謝!”
NPO法人 西成チャイルド・ケア・センター
代表理事
川辺康子
にしなり☆こども食堂の開催をはじめ、大阪市西成区でひとりぼっちのこどもや孤立した家庭のない地域をつくるための活動をしている西成チャイルド・ケア・センターの川辺さんにお話を伺いました。
公開日: 2022年 2月 03日最終更新日: 2022年 7月 12日
仕上がり後のインタビュー
寄付チラシをつくるにあたって、どんなことを期待されましたか?
寄付募集や、郵便振替用紙がついているチラシといったものはけっこう特殊な要件なので、そういうものの制作実績があって、信頼できそうなところにお願いしたいなと思っていました。
キフフの制作実績を見ていたら、いろんな団体さんの悩みに応えられている経験がある方が、うちの団体や、これからやろうとしていることにぴったりフィットしたアドバイスをしてくださるのではないかと思えました。
あとは、やり取りするうえで、包容力がある担当の方がいいな~と思っていました(笑)
寄付チラシの制作過程はいかがでしたでしょうか?
林田さんの笑顔が仏様のようで安心しました(笑)
初めてのご依頼ということもあり、お打ち合わせの後構成案が出てくるまでは、「ちゃんと伝えられたかな、どんなものが出てくるのかな」とちょっとドキドキしていました。でも、初回の構成案のご提案をいただいたときから、その不安は吹き飛んでいきました!
制作過程も随時関係者に共有していましたが、みんな「すごいなー!」と言ってくれて。
ライターさんを入れるなど、制作の体制についてもご提案いただけて、もう100%どころか200%の感謝です!
チラシの仕上がりはいかがでしょうか?
やりとりの途中も満足していましたが、最終の刷り上がりを見て、「もともとよかったけど、最後、仕上がりがこんなにいいものになるんや、一段とよくなった!」と、思ってた以上で驚きました。
自力で作ったチラシの時は自信がなくて、配布するのに躊躇してしまうこともあったのですが、今回のチラシは、もう嬉しくて、自分からどんどん送ったり渡したりしています(笑)
渡すときも、今までのチラシだと「あー、見ときますねー」という反応が多かったのですが、今回のはちゃんとじっくり読んでもらえてる印象です。キフフでお願いしてよかったです。
刷り上がった寄付チラシをどのように活用していく予定ですか?
じつは3月に認定NPO法人になる予定なのですが、それまでは配るのに必要な部数だけ刷って、認定取得後に「認定」を追加したものを刷っていただくことになっています。
そのあたりも、こちらがおそるおそる頼む感じじゃなくて、事情を説明したら「じゃあこうするのはどうですか?」と、ガハハさんから臨機応変なご提案をしてくださるのがとてもありがたかったですね。
認定を取った後も、自信を持って支援者にどんどんお渡していきたいと思います!
伴走支援担当者より
団体の事業だけでなく、地域についても学び「前向きな気持ちで配りたくなるチラシ」を心がけました
私は、西成に日雇い労働者の街として何度か取材に行ったことがあったのですが、西成に暮らす「しんどい親子」や、そのような親子に対する西成ならではの地域の支援については注目したことがありませんでした。
そこでまずは西成の親子支援の特性について理解を深めようと考え、関連のドキュメンタリー映画、書籍、報道などの資料に当たったうえで、西成チャイルド・ケア・センターさんのヒアリングをふまえて3つの構成案をご提案。
団体内でも共有・ご相談いただいた上で「これ!」と選んでいただき、原稿を入れていきました。
原稿を書く際に配慮したのは、「こども食堂を利用するこどもやその親」もチラシを目にする機会があるだろうということ。関わる人みんなが前向きな気持ちになれるような表現を心がけました。
そのように「自分たちで選択したものを、一緒に作りあげた」というプロセスがあったからか、納品物をとても気に入っていただき、「自信を持ってどんどん渡せる」とおっしゃっていただけているとのこと。「寄付」のアクションの前には「配る」がなくてはなりませんので、そのハードルを低くできたのであればとてもうれしいです。
西成に限らず、「孤立」が生む社会課題は非常に多くあると感じています。今回の西成チャイルド・ケア・センターさんのチャレンジは、「孤立」を防ぐための全国でも珍しい試みということで、1人でも多くの支援者の手元に届けられたらという想いで伴走させていただきました。ぜひ活用していただきたいと思います。
(マキノスミヨ|マーキテクト)
制作担当者より
チラシをどう配布し活用していくか?のところから関わらせていただきました
どんなチラシをつくるか?よりも大事なのが、誰にどんなタイミングで寄付のお願いをするか、という部分です。
今回、チラシをどう配布し、活用していくかの計画を練るところから、伴走支援者のマキノさんに入ってもらい、そのまま構成と文章も作成していただきました。その存在は偉大でしたね。おかげで、ただ単にチラシをつくるだけではない価値をご提供できたと思いますし、より現場で使いやすいチラシが作れたと思っています。
川辺さんとの打ち合わせは、元気をもらったり、ワクワクする体験の連続でした。そんな川辺さんの長年の夢である「にしなり★つながりの家」が実現することを心から願っています。(デザイナー:林田)
NPO法人 西成チャイルド・ケア・センター
孤立したこどもが一人もいない地域をつくる
西成チャイルド・ケア・センターは、家庭環境に問題を抱えるこどもが安心してすごすことのできる「居場所づくり」から始まりました。
その活動の中で、こどもが抱えるさまざまな問題に気づき、ひとつひとつに向き合ううちに、西成チャイルド・ケア・センターの活動内容も増えていきました。
すべての活動に共通している目的は、ひとりぼっちのこどもや孤立した家庭のない地域をつくること。
西成チャイルド・ケア・センターはこれからも、目的達成のために活動を続けていきます。
担当範囲・担当者
伴走支援マキノスミヨ
私製承認サポート林田全弘
進行管理・構成林田全弘・マキノスミヨ
デザイン林田全弘
イラストうつみまゆみ
制作期間
8ヶ月
最新の制作事例
効果レポートあり
しっかりした手応えがあり、チラシをつくってよかったと思います。
NPO法人 西成チャイルド・ケア・センター
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20年間の実績を数字で示せたチラシに。続々と寄付が集まっています。
認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター
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思いを汲み取ってくださった素敵なものになったと思います。
認定NPO法人Dialogue for People
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思った以上のご支援が集まり、本当に挑戦して良かったと思います。
特定非営利活動法人 JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
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細部までメッセージ性のある素敵なチラシに出来上がりました。
特定非営利活動法人CAPセンター・JAPAN(キャップセンター・ジャパン)
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具体的な活用場面と活用方法がイメージでき、とても満足しています。
認定NPO法人盛岡ユースセンター
関心をもって関わっていただけていることが伝わってきて、依頼して間違いなかった思いました。
認定NPO法人よみたん自然学校
活動国の幅広さや団体の特徴も、しっかりお伝えできるものになったと思います。
NPO法人 ジャパン・プラットフォーム
「こんなに素敵なチラシになるとは思っていなかった!ありがとう」と、とても満足いただけました。
公益財団法人パブリックリソース財団