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“言葉の選び方など、相手の事を考えて作る、という視点を学ぶことが出来ました。”

特例認定NPO法人とりで

理事長

金本 秀韓

山口県岩国市・広島県大竹市を中心に「地域が子育てを支える」を理念に掲げ、活動を行っている、とりでの金本さんにお話を伺いました。

公開日: 2021年 9月 28日

仕上がり後のインタビュー

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寄付チラシをつくるにあたって、どんなことを期待されましたか?

今まで試行錯誤で寄付をお願いするチラシの作成や、広報活動は行ってきましたが、より効果的な寄付チラシを作成したいという思いがありました。とりでを知ってもらい、継続的な寄付をいただくきっかけとなるようなチラシを期待して制作をお願いしました。

寄付チラシの制作過程はいかがでしたでしょうか?

難しいスケジュールでの制作をお願いすることになってしまいましたが、迅速な対応をいただき、無事に希望するタイミングで完成物を受け取ることが出来ました。電話やメールのやり取りもスムーズで、その中で私たちの意見にも耳を傾け、それに対するアドバイスをいただきました。
「寄付を集めるチラシ」を作るために必要な工夫や配慮、言葉の選び方など、チラシを受け取る相手の事を考えて作る、という視点を学ぶことが出来ました。

チラシの仕上がりはいかがでしょうか?

私たちはいろいろな事業を行っています。寄付チラシに掲載したいことがたくさんありましたが、私たちの想いや活動内容、寄付をお願いする目的の大事な部分を簡潔に掲載していただきました。また、とりでのイメージカラーである緑を使うことで「とりでのチラシ」という印象を持ってもらいやすいものに仕上がったと思います。

刷り上がった寄付チラシをどのように活用していく予定ですか?

とりでへの支援に興味を持って下さった方へ対面でお渡しし、支援者や関係者にも年に1回程度郵送する予定です。また、とりで主催の講演会を年に1回開催するので、その際に直接お渡しします。そして、より多くの方にとりでを知ってもらうという目的も含め、現在とりでを支援してくださっている一部の方にチラシを託し、配布の協力をお願いできたらと考えています。

制作担当者より

「どうしてこんなに色々な活動をしているの?」という問いかけ

知れば知るほど、児童虐待の予防や保護の観点から重要な地域活動をされているとりでさん。子ども食堂から児童養護施設のアフターケアまで幅広く、包括的に展開されている活動の価値をどう理解していただくか、ということもチラシの課題でした。そのため、裏面に「どうしてこんなに色々な活動をしているの?」という問いかけとともに、それぞれの活動が有機的に関係していることを伝えるコーナーを作りました。

特例認定NPO法人とりで

2016年3月より山口県岩国市・広島県大竹市を中心に「地域が子育てを支える」を理念に掲げ、活動を行っています。この理念の延長線上には「子どもの虐待のない世界」という目指す社会の姿があり、これを実現する為に、虐待の「予防」と「保護」という二つの側面から、地域の子ども・保護者を包括的な支援を展開しています。具体的な事業内容は、①地域支援活動(とりでこども食堂・とりで塾・とりでモーニング・とりでこども宅食)、②児童自立生活援助事業(自立援助ホーム)、③小規模住居型児童養育事業(ファミリーホーム)、④退所児童等アフターケア事業、⑤子育て支援短期利用事業・夜間養育事業(ショートステイ・トワイライトステイ)、⑥放課後等デイサービス、⑦地域の子育て相談です。多様な事業を展開し、法人内での情報共有を行うことで、幅広く切れ目のない支援が可能となっています。

担当範囲・担当者

  • 進行管理・構成林田全弘

  • デザイン林田全弘

  • イラストLoose Drawing

制作期間

  • 2ヶ月

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