ページトップ

“内容をきちんと読み進めていきたくなる構成になっています。”

菜の花ダイニング

代表

佐藤由加里

川崎市で子ども食堂を運営している菜の花ダイニングの佐藤さんにお話を伺いました。

公開日: 2020年 3月 11日

仕上がり後のインタビュー

※画像をクリックで拡大できます。

※画像をタップで拡大できます。

寄付チラシをつくるにあたって、どんなことを期待されましたか?

単に、寄付を依頼するために手紙と口座番号を郵送するよりも効果が期待できると思いました。寄付チラシに興味があり、どのようにしたら作成できるのか、探していたところ、キフフがあることを知り、依頼しました。

寄付チラシの制作過程はいかがでしたでしょうか?

丁寧に、こちらの意向を探してくださり、自分では、わからない強みや弱みなどをたくさん引き出していただけたこと。原稿の作成がとても速く感動しました。普段は、活動に集中していて俯瞰して活動を見る機会が持てて感謝しています。

チラシの仕上がりはいかがでしょうか?

伝えたいことが、ストレートにわかる内容で大変満足しています。眺めるだけでなく、内容をきちんと読み進めていきたくなる構成になっていて、このチラシを読んだ人が、次にどのような行動をとりたくなるかが期待できます。

刷り上がった寄付チラシをどのように活用していく予定ですか?

ボランティアスタッフや、それぞれの友人知人に郵送するほか、チラシを置いていただけそうな店舗などに配下の予定。また、スタッフが講演するイベントなどにも積極的に持参し配布の予定しています。

制作担当者より

深刻さと親しみやすさが入り交じる魅力的なチラシ

内容構成の段階から関わっていただいたファンドレイザーさんのおかげで、力強いメッセージとストーリーを紡ぎ出すことができました。タイミングよくデビューしたキャラクターも登場できて、深刻さと親しみやすさが入り交じる魅力的なチラシになったと思います。(デザイナー:林田)

菜の花ダイニング

菜の花ダイニングは、地域の「孤食」を減らしたいという想いから始まったこども食堂で3年間の活動を続けています。当初は孤食だけだと思っていましたが、孤食・個食・子食・濃食などこしょくにはいくつもの種類があることを知り、「食」に興味を持ってもらいたいと考えるようになりました。調理師資格を持つ3児の父親である副代表が、こどもの苦手な食材を美味しく食べる工夫がいっぱいのメニューを毎回考えています。「レシピ教えて」というリクエストも多く、レシピの配布を考えたときに、編集の仕事を長期に携わっているスタッフが、せっかくなのでとそのメニューに使われている食材のミニ知識を作成し、レシピと食のミニ知識を配布することにしたところ大変好評を得ています。当初20名前後からスタートした参加者は多い時に100名ほどが参加する会になり、地域に根付いた活動になってきたと実感しています。市民館を借りて開催しており、食事をするときは相席になります。普段接する機会が少ないこどもと高齢者が会話をしたりして、多世代交流の場所にもなっています。今後も、この活動を通じて、居心地のよい場所の提供と地域への貢献を続けていきたいと思っています。

担当範囲・担当者

  • 進行管理・構成林田全弘

  • デザイン林田全弘

制作期間

  • 4ヶ月

最新の制作事例