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“募金がどのように活用されるのか、イメージしてもらいやすくなったと思います。”

岸和田市社会福祉協議会

荘 彩香

住民や福祉関係団体、事業所、ボランティアの方々と共に、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう地域福祉の向上に取り組む、社会福祉法人岸和田市社会福祉協議会の荘さんにお話をお伺いしました。

公開日: 2024年 11月 25日

仕上がり後のインタビュー

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寄付チラシを作成するにあたり、期待した点は何ですか?

年々、募金額が減少傾向にある中で、これまで協力いただいていた町会や法人・企業などに対する共同募金の啓発が不足していると感じていました。 また、募金がどのように活用されているのかが不透明であったこともあり、それらを効果的に伝えることができ、募金額の維持・向上を図るために、デザイン性があって、少しでも町会や法人・企業の方々の目に留まるようなチラシを作成したいと思い、外部の方の力をお借りしようと考えました。

寄付チラシの制作過程はいかがでしたか?

納品までの期間が短い中、私たちのチラシ作成の目的やこれまで課題と感じていること、また実際にどれぐらいの効果を得ようと考えているのかなど、細かく丁寧に聞き取りをしていただきました。私たちの事業に関心をもって一緒に考えていただくことができ、こちらも安心して制作をお願いすることができました。

仕上がった寄付チラシはいかがでしょうか?

岸和田市らしさであるだんじり祭りの風景を取り入れた、一枚で事業の内容が分かる素敵なデザインのチラシが完成しました。これから配布していくにあたって、集められた募金が地域でどのように活用されているのかを知らない方々にも、イメージがしやすく、職員一人ひとりも事業の説明がしやすいものになったと思います。

この寄付チラシをどのように活用していく予定ですか?

毎年10月より始まる赤い羽根共同募金において、町会や法人・企業の方々へ配布をします。
チラシを通して地域での活動を知っていただき、一人でも多くの方が岸和田をもっと優しいまちにしていこうと思っていただけるよう、各所へお届けしていきたいと思います!

制作担当者より

「岸和田らしさ」の出た、楽しくあたたかいチラシを制作できたと思います。

初めて打ち合わせでお話しした際、「ほかでもやっているような取り組みが多くて、寄付チラシで何を打ち出したらいいか…」とおっしゃっていました。しかし詳しくお話をお伺いすると「岸和田バリアブレイクプロジェクト」をはじめオリジナリティのある取り組みをたくさんされていて、預かった募金を本当に地域のためになる事業に還元できるよう工夫されているということがわかりました。そんな思いが伝わるよう、募金が地域に根差した形で使われているということが表現できる内容を考えました。岸和田らしい、楽しくあたたかいチラシを制作できたと思います。(ディレクター:諧)

岸和田市社会福祉協議会

社会福祉協議会は地域福祉の推進を目的として、社会福祉法に定められた社会福祉法人です。住民をはじめ福祉関係団体や事業所、ボランティアの方々などの参画により、誰もが住み慣れた地域で、安心して生活できるよう、岸和田市の地域福祉の向上に努めています。
本会では福祉教育推進事業や子ども食堂支援、フードバンクや居住支援など誰もが安心して暮らすことができるまちづくりのため、様々な事業や活動を行っています。長引く物価高騰により、生活困窮等の様々な地域生活課題が顕在化する中、社会福祉協議会の強みを活かし、地域の多様な資源と連携した包括的な地域づくりに取り組んでいます。

担当範囲・担当者

  • 私製承認サポート林田全弘

  • 進行管理・構成諧 幸枝

  • デザイン詫 理惠

  • ライティング諧 幸枝

制作期間

  • 4ヶ月

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