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寄付チラシの基礎知識

2020.5.09

【寄付チラシチェックポイント6】税控除の説明はありますか?


どうすれば、「寄付しようかな」と思ってもらえるチラシをつくれるか。
読み手が寄付してみたくなる、その最後の一歩を促すチラシをつくる上で、押さえておきたいポイントをご説明していきます。

今回ご説明するのは、
「税控除の説明はありますか?」
です。

 

読み手のメリットになることは積極的に掲載を

認定NPO法人、特例認定NPO法人、公益社団・財団法人、社会福祉法人、学校法人、更生保護法人など、税控除の対象の場合は、ぜひ寄付チラシでしっかりアピールしていきましょう。

寄付チラシの主役は誰かというと、読み手です。
読み手にとってメリットになるもの、書いてあると嬉しいことを積極的に書くことをおすすめします。

 

難しい説明を、わかりやすく

ただ、この税控除、いろんな計算式や聞き慣れない漢字があって、ちょっと難しく感じる方もおられると思います。

「あ、なんだか難しそう」と思われて読み飛ばされることがないように、文章だけでなくグラフ使って説明をすると、ちょっとわかりやすくなります。

例えば、こちらは京都犯罪被害者支援センターさんの寄付チラシの裏面です。
いくら寄付したら、いくら控除(還付)されるのか、わかりやすく説明されています。

 

寄付税制をわかりやすく説明できる参考ツール

「国税庁のホームページを見ても、何がなんだかわからない…」
という方にぴったりの資料があります。

「認定とろうネット」寄付税制活用ツール集
https://www.nintei-torou.net/寄付税制活用ツール集/

こちらのページから、解説パンフレットや、名入れ欄付きチラシを無料でダウンロードできます。
(制作:認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会)

 

まとめ

せっかく寄付金控除ができるのに、簡単な説明で済ませたり、専門用語をチラッと書いてあるだけだったり、もったいない表現をされていませんか?

ほんの少し、ひと手間、あるいは一言加えるだけで、読み手の立場にとってわかりやすいチラシにすることができます。