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寄付チラシの基礎知識

2020.5.29

NPO業界の寄付集め定番ツール「ゆうふり(郵便振込書)」とは?


そもそも郵便振込書とは?

ゆうちょ銀行・郵便局に備え付けてある専用用紙です。
「払込取扱票」と書かれているもので、ポストカード程度の大きさの紙になります。

この用紙に口座番号や加入者名(口座名義)、振込金額、ご自身のお名前などを記入して、郵便局の窓口に手渡すか、専用のATMを使って振り込みができます。

コンビニ、ショッピングセンターなどに置かれている簡易的なゆうちょATMでは使用することはできない場合が多いです。

 

手数料が格安な郵便振込書

NPO業界では「郵振(ユウフリ)」と略されるほど定番のツールが、この郵便振込書。
事業報告書やニュースレターに同封したり、チラシや案内状と組み合わせるなど、クラウドファンディング全盛のなかでも、郵便振込書はまだまだ健在です。

なぜここまでNPOに取り入れられているか?
その理由としては、手数料の安さが挙げられます。

5万円未満なら振込手数料はたったの152円(ATMを利用した通常払込み)。
たとえば3万円の寄付に対して、わずか0.5%の手数料になりますので、クレジットカード決済の手数料が3〜5%としても破格の手数料と言えます。

通常払込み – ゆうちょ銀行
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/koza/kj_sk_kz_tujo.html

 

赤色と青色の違いは?

郵便振込書が2色あるのはご存知でしょうか?
これは、手数料を誰が負担するかによって変わってきます。

赤色は、振込手数料を加入者(団体側)が支払います。
青色は、振込手数料を払込者(寄付者側)が支払います。

NPO業界では、青色がやや多め、大手のNPO/NGOは赤色を使っている傾向にあります。

 

クレジットカードを持っていない方にも寄付のお願いがしやすい

寄付集めに郵便振込書を導入するメリットは、破格の手数料だけではありません。

用紙に記入して、ゆうちょ銀行の専用ATMで振り込むだけなので、
ユーザー登録もインターネットも不要です。

そのため、
インターネットをあまり使わない、
クレジットカードを使うことに不安がある、
家庭の事情でクレジットカードを使いたくない、
という方にはぴったりの寄付手段です。

郵便局(ゆうちょ銀行)は全国で20,000局以上。
普段よく使う郵便局だからこそ、寄付者にとっても安心です。

 

寄付者情報の把握が簡単にできる

銀行振込では振込名義しか記帳されず、誰の寄付なのかわからず困った…
という経験はありませんか?

郵便振込用紙では、住所・氏名・電話番号やメッセージまで情報を集めることができます。領収書の発行や寄付者の分析も簡単になります。

 

どこでもらえる?作れる?

団体独自の郵便振込書を手に入れるには以下の3つの方法があります。

①手差し印刷で自作する

郵便局の窓口に行けば、無料で郵便振込書の束をもらうことができます。
小規模の郵便局の場合は在庫がない可能性もあるので、
大きめの郵便局でもらうのが確実です。

WordやPowerPointなどを使って、口座名義と口座番号などを手差し印刷してつくります。

 

②郵便局で印字してもらう

口座名義と口座番号を安価に印字してくれるサービスもあります。
詳しくは窓口で相談してみてください。

 

③自作する

郵便振込書を独自で作成・印刷することも可能です。
ただし、「私製承認」という手続きが必要です。
印刷見本を提出するなど各種手続きを事前に行わなければなりません。承認手続きにかかる期間の目安は1ヶ月〜2ヶ月程度です。

郵便振込書を独自で作成するには、線の幅や余白のサイズに至るまできっちり規定があるため、WordやKeynoteなどの一般的なソフトでは制作することはほぼ不可能です。Illustratorなどのデザインソフトが使える専門知識のあるデザイナーへの依頼が必要となります。

郵便振込書付チラシ制作サービスのキフフなら、煩わしい申請を無償でサポートしてくれる体制が整っています。一度お気軽にご相談ください。