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寄付チラシの基礎知識

2025.12.01

寄付集めの参考になる共同募金チラシ16選


「他の地域の共同募金会ではどんなチラシをつくっているんだろう?」
「デザイナー目線で、いい事例があれば教えて欲しい」
そんな思いを抱く共同募金担当者さん向けに、寄付集めの参考になりそうなチラシ事例をまとめました。

1.千葉県共同募金会

オモテ面は、募金の活用例を写真とともに伝えており、わかりやすい構成になっています。
裏面には、募金に協力している地元企業や、助成先団体からの声を掲載されていて、募金の意義が感じられる内容になっています。

引用元:千葉県共同募金会

2.群馬県共同募金会(つかいみちを選べる赤い羽根募金)

“つかいみちを選べる赤い羽根募金”と題した、いわゆる拡大期間に使用されるチラシです。
“群馬の課題解決をめざす9つの寄付プロジェクト”から1つ選べる、寄付者の主体的な参加を促す仕組みになっています。
限られた紙面のなか、各活動を紹介するだけにとどまらず、現状の課題とめざす成果も紹介しています。そのおかげで、社会課題を知ったり共感するきっかけにもつながりそうです。
また、ただ単に団体名を記載するのではなく、団体名の上に一言キャッチコピーを入れているところも、わかりやすさを後押しする素晴らしいポイントですね。

引用元:群馬県共同募金会

3.群馬県共同募金会


企業・事業主向けにつくられたチラシの事例です。
企業寄付、従業員寄付、寄付つつき自販機設置、募金箱設置、そして寄付付き商品などなど、さまざまな選択肢を整理して提示しています。すぐに取り組める簡単なものも紹介されていて、参加のハードルを低くする姿勢も素晴らしいですね。

引用元:群馬県共同募金会

 

4.神戸市須磨区共同募金委員会

表紙の写真が印象的で、素晴らしいですね。
集めた募金を何に使うか、円グラフと写真で紹介されておりとてもわかりやすい構成になっています。
裏面には、さまざまな募金方法について写真やイラスト付きで紹介されています。最低限の文字数でコンパクトにまとめているため、文字数も大きく読みやすい配慮がなされていますね。

引用元:神戸市須磨区共同募金委員会

5.神戸市長田区共同募金委員会

漫画形式で、赤い羽根共同募金の理解を促す取り組みが素晴らしいです。
わかりやすく伝えるためにどうしたらいいか?とても難しい課題ですが、こうやって読み手と同じステージに立って考え、読み手がとっつきやすい形で表現することはとてもいい方法だと思います。
さらに、裏面では100円募金すると、どんないいことにつながるかを具体例とともに表現されて、とてもわかりやすいです。

引用元:神戸市長田区共同募金委員会

6.神戸市北区共同募金委員会

「募金の行き先は 北区を笑顔にする 地域の活動」と手描きでかかれたキャッチコピーが印象的なチラシです。
共同募金の時期ですよ、と告知目的のチラシやポスターであれば、ワンビジュアルとワンメッセージでこのぐらいシンプルな構成がぴったりなのだと思います。

引用元:神戸市北区共同募金委員会

 

7.静岡県共同募金会

静岡県共同募金会による、新型コロナ対策フードバンク応援事業のチラシです。
誰のためのなんのための寄付なのか、タイトルとイラストで端的に表現されていて、とてもわかりやすくなっています。寄付金と食品寄付という2つの選択肢があり、きちんと整理されているのも工夫ポイントですね。

引用元:静岡県共同募金会

8.静岡県共同募金会(フードバンクふじのくに)

 

「食品が生活に困っている方に届くまで」と題して、協力のお礼を伝えるチラシ。
一見シンプルに見えますが、この活動がどれだけ丁寧に取り組まれているか、写真ととともにわかりやすく伝えています。
さらに、手書きのありがとうメッセージも添えらえていて、温かみを感じるチラシですね。

引用元:静岡県共同募金会(フードバンクふじのくに)

9.山梨県共同募金会

「助成を受けた皆様からのありがとうメッセージ」と題して、協力のお礼を伝えるチラシ。
自分が出した募金が、誰のどんな笑顔につながったのかが写真とともにわかりやすく紹介されています。見出しと本文がしっかり分けられているので、とても見やすい構成になっています。
山梨県は桃の生産量日本一だけあって、桃をモチーフにした円グラフがおもしろいですね。ひと手間加えることで、ぐっと地域らしさが感じられます。

引用元:山梨県共同募金会

10.石川県共同募金会

企業・団体向けにつくられた募金百貨店プロジェクトのチラシです。
裏面に事例を5つ写真付きで提示することで、自社でどう取り組めるかイメージしやすくしています。この1枚で、募金百貨店プロジェクトをひととり説明できるツールになっていますね。

引用元:石川県共同募金会

11.香川県共同募金会

募金百貨店プロジェクトのチラシです。
「企業イメージアップ」「販売促進」「全額損金参入」など、導入メリットが明示されています。また、裏面では「企画から販売までの流れ」と題して、企画づくりから記者発表までの流れが説明されていて、とてもわかりやすく、安心できますね。
使っている言葉ひとつひとつが参考になる、素晴らしいチラシです。

引用元:香川県共同募金会

12.山口県共同募金会

子ども向けに特化した、なかよし助け合い募金のチラシ。漢字にふりがながふってあるだけでなく、イラストがたくさんあり、さらには間違い探しやクイズまで揃えている徹底ぶりです。まるで子ども向け雑誌のような賑やかさと親しみやすさが素晴らしいです。

引用元:山口県共同募金会

13.三重県共同募金会

回収された羽毛製品が募金になるという、環境問題と社会課題の解決に貢献できる仕組み「UMOUプロジェクト」のチラシです。チラシにある通り、環境・雇用・募金の3点をかけあわせた素晴らしい取り組みです。デザインもシンプルで、わかりやすい構成になっています。

引用元:三重県共同募金会

14.岸和田地区共同募金会

「さみしい晩ごはん 1日でも減らしたい」というコピーとともに、ぬいぐるみ相手に孤食をしている子どものイラストがとても印象的です。募金名は「赤い羽根 岸和田あったか大家族募金」という名称も素晴らしいですし、一口とうさん、一口家族、といった募金額に応じたネーミングにも人肌ある温かみを感じさせます。

引用元:岸和田地区共同募金会

15.岸和田地区共同募金会

前項でご紹介したチラシの続編がありました。絵本のようにストーリーがつながって、とても素晴らしいデザインですね。オモテ面とウラ面、いずれの文章も一言一句削ることができないほどの完成度が高く、読みやすいです。読み手の心に響くデザインとして参考にしていきたいです。

引用元:岸和田地区共同募金会

16.岸和田地区共同募金会

郵便局で簡単に寄付ができる郵便振込書付きのチラシです。オモテ面では「岸和田がもっと優しいまちになる」と題して、岸和田ならではの募金活用事例が紹介されています。寄付者・団体の名前が広報誌に掲載される点をアピールしていたり、グラフ付きでわかりやすく寄付控除の説明をしていたりと、さまざまなところに工夫が凝らされています。

引用元:岸和田地区共同募金会

 

ご紹介は以上となります。各地域とも、募金の使いみちをわかりやすく伝える工夫がちりばめられています。

今後のチラシ制作のヒントにつながれば幸いです。