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お知らせ

2024.4.02

2つのNPO団体から20名近くが参加!Canvaを学ぶ「第2期 キフフDIYプログラム」第1回レポート


キフフでは「志あるお金を、すみずみに」をスローガンに、NPO団体がデザインツールCanvaを使いこなすための「キフフDIYプログラム」を実施しています。

このたび第2期として2団体の参加が決定。今回採択された2団体は、設立から10周年・25周年というアニバーサリーイヤーを迎えます。いろいろな媒体でさまざまな広報物を展開していくであろうこのタイミングで、みなさんがCanvaを使いこなせるようになるといいですよね。というわけで、3月から始まるオンラインでレクチャーを皮切りに、個別相談を経て6月にCanvaを使った制作物を完成させ、8月には効果検証までしていく超実践型プログラムを実施していきます!

第2期 キフフDIYプログラムについて詳しくはこちら↓
https://gahaha.my.canva.site/diyp2(このプログラム概要ページもCanvaでつくりました)


第2期の1回目となる今回は、参加団体の代表者による自己紹介と、キフフのデザイナー林田全弘がCanvaの基礎についてレクチャーを行いました。今回はその様子をピックアップしてお届けします。

「第2期 キフフDIYプログラム」参加団体紹介

特定非営利活動法人 ユースコミュニティーさん

「認定NPO法人をめざし、賛助会員を100人集めたい」

濱住邦彦さんが代表理事を務めるユースコミュニティーさんは、東京都大田区で子どもの学習支援と居場所づくりに取り組んでおられます。区内で13もの学習教室を運営しており、最近は保護者の相談支援にも力を入れているとのこと。設立10周年での認定NPO法人化を視野に入れ、地域住民の方たちへのアプローチを強化されたいとお申し込みいただきました。今回は、大学生のインターンさんたちとともに参加されます。
団体サイト https://www.youthcommunity.net

 

認定特定非営利活動法人 アジア車いす交流センターさん

「Canvaを使った寄付集めのデザインを学び、海外拠点にも共有したい」

愛知県刈谷市に本部のある定特定非営利活動法人 アジア車いす交流センターさん(以下『WAFCA(ワフカ)』さん)は、障害のあるアジアの子どもたちの可能性を支援する団体。昨年組織に導入したCanvaに可能性を感じ、さらに表現力・デザイン力を身につけて、海外拠点に展開していきたいとお申し込みいただきました。このプログラムにつないでくださった窓口の近藤みなみさん、交流・広報担当の北村翔一さんほか、10名以上のボランティアさんも一緒に参加します。
団体サイト https://wafca.jp

ガイダンス・Canva入門講座

2023年夏に実施した第1期プログラムと同様、CanvaがNPOにオススメな理由や、テンプレート選び、文字の変更、写真やイラストの配置、共有などの基本操作などをご案内していきまいた。今回は「すでにCanvaの有料プランを使い、自分なりに使っている」という方も多く、今日から組織全体で使えそうな実践的な質問も多くいただきました。

 

Q. 写真のぼかしは可能ですか?

A.はい!

(NPOあるあるで、映っている方のお顔を隠したいシーンは多々ありますよね…)画像の一部を部分的にぼかすことも、写真全体をぼかすことも、両方できます。
ぼかしたい画像を選択して、「ぼかし」アプリを選びます。一部だけぼかしたい場合は「ブラシ」、画像全体をぼかしたいときは「画像全体」を選ぶことができます。ぼかし具合も調節できますよ。

Canvaのぼかし機能

Q. ある作者の素材の中から、キーワードで絞り込むことはできるますか?

たとえばCanva素材として膨大にある「いらすとや」さんの素材から「車」のイラストを選びたいとき。「いらすとや 車」で検索すると、「いらすとや」さんの素材でない素材も検索に引っかかってしまうとのご相談をいただきました。

A.はい!

Canvaはオーストラリアのサービスなので、日本語検索はまだ十分でないことが多いのですが、「@irasutoya car」などと、「@+作者のクリエイターID」と「英単語」で検索すると引っかかりやすくなることがあります。「いらすとや」さんの素材に限らず、あるはずの素材が日本語検索で引っかからないときは、英語での検索もお試しください。

いらすとやさんの素材も検索可能

Q. あるチーム内で、「この写真を使ってほしい」と共有する方法はありますか?

A.2つ方法があります。

1. DropboxやGoogle ドライブと紐づけする

団体で使っているDropboxやGoogle ドライブを、Canvaと紐づけすることができます。左側のメニューから「アプリ」を選択し、検索窓でDropboxやGoogle ドライブなどを指定し、アカウントを紐づけすることでCanvaから指定のツールのフォルダ参照することができます。
組織で使っているDropboxやGoogle ドライブがすでにある場合はこちらが便利かもしれません。

Googleドライブとも連携可能

2.Canva内のフォルダをチームで共有する

プロジェクトごとにフォルダ内に子フォルダを作成することもできるので、団体のフォルダを作り、そのなかにチームや仕事の種類ごとのフォルダを作って共有したい素材を入れていきましょう。フォルダの右上にある「・・・」を選んで「シェア」することで、フォルダごとに人やグループ単位での権限付与をすることも可能です。

フォルダ(プロジェクト)をチーム単位でシェア

参加者の方からの声「知らなかった」「みんなで足並みを揃えられる」

Canvaを使ったことのなかった方からは「概要を今回しっかり学べて良かった」「初めてでもわかりやすい。様々な便利な機能を知ることができ、驚きました」といった声、Canvaをすでに使っていた方からも「知らないことがたくさんあった…!」と驚きの声をいただきました。

「知らない機能がいろいろあった!」

“Canvaはすでに少し利用していますが、Canvaから直接SNSに投稿出来ること、同じクリエイターのイラストを検索できることなど、知らない機能について知ることができたのが良かったです。林田さんのお話もとっても分かりやすく、しっかりとタイムラインを守って講座を進められているのも良いと思いました。”

「1団体から何人でも参加できるのがいい!」

“団体としてチームで参加でき、クオリティの高い講習を受け足並みを揃えられた。意外な方がデザインボランティアをやってみたいと思ってくださっていて、発掘できた。海外に住んでいるオンラインボランティアのやってもらう業務が翻訳に偏っていたが、今後はデザインを任せられます”

などなど、NPOの実務に役立つトピックスや、団体としてキフフDIYに取り組むお得さなどを評価いただくことができました。

集合写真

Canvaの「C」!

Canvaの無料講座をYouTubeで公開中!

「第2期 キフフDIYプログラム」に間に合わなかった団体さん、条件に当てはまらなかった団体さんも、ご安心ください!
Canvaの無料講座をYouTubeで公開しています。
https://www.youtube.com/@design4npo/streams

Canvaの無料講座サムネイル一覧

小規模、中規模の団体でもデザインの力で 大規模団体に負けないくらいの寄付や想いを集められたらとの想いでこうしたプログラムや無料講座を展開していますが、「この広報物はプロの力を借りたい…」という時は、お気軽にお問い合わせくださいね。

<お問い合わせ>
株式会社ガハハ キフフ担当:林田
https://kifufu.net/contact/