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寄付チラシの基礎知識

2026.4.09

大学寄付チラシを「集金」から「母校との絆」へ。卒業生の保護者に選ばれるお手紙付き振込用紙の力


大学のOBOG、そして卒業生の保護者様に向けて寄付のお願いをする際、味気のない鏡文(挨拶状)と郵便振込書だけを送っていませんか?

味気のない鏡文と郵便振込書

ここ数年、大学のファンドレイジングにおいて、既存の郵送物を見直したい、というご依頼をよくいただいています。

本記事では、寄付ツールを少し工夫するだけで、保護者や卒業生との絆を深め、寄付率を劇的に向上させる「郵便振込書付チラシ(一体型チラシ)」の力について解説します。

郵便振込書付チラシのイメージ

 

郵便振込書単体は、単なる「集金装置」?

寄付をお願いする際、郵便振込書(払込取扱票)のみを同封するケースは少なくありません。

ただ、振込書単体だけを渡してしまうと、どうしても事務的で味気ない印象を与えてしまいます。これでは、せっかくの寄付のお願いが単なる「集金」のように受け取られかねません。

味気のない鏡文と郵便振込書+集金マイナスイメージ

そこでお勧めしたいのが、郵便振込書がミシン目でついた「一体型チラシ」への切り替えです。

思いや寄付の目的がしっかり書かれたチラシと振込書がセットになることで、無機質な集金装置が、母校からの温もりのある「お手紙」に変わります。

 

 

寄付率が5%→12%に!一体型チラシの圧倒的な反響

実際に、郵便振込書一体型のチラシを導入したことで大きな成果を上げた事例があります。

5から12%への改善

ある国際協力団体が既存の支援者にダイレクトメールを送った際、「通常のチラシ+振込書単体」を同封したパターンの寄付率は5%でした。

しかし、「振込書付きチラシ(一体型)」に変えて郵送したところ、寄付率が12%へと跳ね上がり、1度のDMで団体史上最高額となる寄付が集まりました。

また、ある私立大学の事例ですと、この一体型チラシの導入によって「過去10年間で1番の寄付者数となった」という喜びのお声も聞かれました。

もちろん、社会情勢や受け取ったご本人の状況など、様々な要因があるとは思いますが、郵便振込書付チラシへの切り替えが好影響の要因のひとつとなりました。

 

奨学金募集のチラシに応用するには?

それではここからは、架空の「奨学金募集チラシ」を例にとってに応用する場合のポイントをご紹介します。

チラシイメージ

オモテ面は情報を詰め込みすぎず、手に取ってもらうための「つかみ」として構成します。

また、誰の言葉かわからない無機質なチラシにならないよう、「他者の声」を積極的に掲載することがおすすめです。

たとえば、「奨学金のおかげで研究に打ち込めた学生の声(受益者)」や、その学生の顔写真を掲載することで、リアリティと人肌を感じさせる紙面になります。

さらに、オモテ面左上に宛名印字を入れることで、そのまま窓付封筒に封入することができ、誤配送を防ぐことができます。

また、ミシン目で切り離せる振込書部分にも、あらかじめ卒業生や保護者様の住所・氏名を印字(差し込み印刷)しておけば、寄付者の記入の手間を劇的に減らすことができます。

 

まとめ

母校の発展を心から願っている卒業生や保護者は、必ずいらっしゃると思います。

だからこそ、味気ない振込用紙をただ送るのではなく、学生の顔が見え、母校の「今」を伝えるお手紙付きの振込用紙へとアップデートしてみてはいかがでしょうか。

その温もりのあるコミュニケーションが、未来の大学を支える大きな力となるはずです。